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2014年12月12日金曜日

【今日のトピックス】俺の屍を越えてゆけ2 オリジナルサウンドトラック

今日のトピックス

トピックス(topics)とは英語でtopic(トピック)の複数形であり、出来事・話題のことを意味します。日本では主にテレビのニュースなどでその日の出来事を伝えたり、場合によっては特集にその呼称が用いられています。当ブログでは当日の出来事・話題をゆったりとお伝えしていきます。

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前作は「花」の樹原涼子さん、今作はその息子さんである樹原孝之介さんの全作曲・編曲となるサウンドトラック。
主題歌「WILL」は樹原涼子さんのヴォーカルにて通常・和楽器、そしてピアノアレンジ・カラオケ(通常)の4バージョンがフルで入っています。
俺屍(PSP版)の「花、巡る」(タイトル画面で流れる花のアレンジバージョン)もおまけに入っています。

「WILL」はゴージャスで大きく盛り上がる通常版も良いですが、ピアノと和楽器を伴奏の中心のしっとりした和楽器Verも樹原涼子さんの歌がとても映えて美しいです。和楽器Verは、俺屍2発売前イベントお披露目の儀で行われたミニライブに近い雰囲気ですよ。

ゲーム内の音楽はループする前提ゆえに一つ一つの楽曲は2分弱と長くないものですが、音楽理論に裏打ちされた丁寧な作曲と極めてレベルの高い演奏者群によって本ゲームを直接知らない人でも楽しめる素晴らしい作品になっていると感じます。
団塊世代のわたしの伯母も俺屍ファンですが「俺屍2の音楽、抜群にいいね! 前作よりもっと良くなった!」と大絶賛していました。

和風世界が舞台のゲームを彩るこの楽曲群は、和楽器を演奏のひとつの軸としながら、若い樹原孝之介さんの現代的なセンスで新しく美しい仕上がり。
季節のお祭りの曲では、日本人にはおなじみの童謡・民謡のメロディーも重ねたアレンジが懐かしくも感じます。
同じテーマの季節・シーンごとのアレンジ違いなどもはっきりしていて鮮やかで楽しく、いやはや聴けば聴くほど音の層も厚く丁寧に作り込まれた作品群だと唸ります。

ゲーム内では短時間しか聴いていないかなと思う音楽を、少しだけ紹介します。
「儀式の間」とくに俺屍らしいと言える和楽器とパーカッションの楽曲です。前作の雰囲気もありながらさらなる進化をした交神のテーマ。
「奉納試合」聴くチャンスが少ないですが、ゲームのバトルBGMらしいノリの良さを三味線の演奏で聴けて気分高揚します。
「反魂の儀」メインテーマWILLの旋律をしっとりとハープで。これもさらに聴くチャンスが少ないですが、先に逝った子の為に命を差し出す親のシーンにぴったりのもの悲しいけど希望が見える、そんな曲です。お披露目の儀の開演前にずっと流れてて、いい曲だなぁと思ったのが初めての出会いでした。
「太照天昼子」儀式の間の旋律を、最高位の神様らしい荘厳なアレンジに仕上げた曲。ゲーム内のある重要なシーンで流れることもあり、曲もさらに好きになってしまうこと請け合いですよ。まだゲーム中で流れていない方は、ここまでプレイしてみてください。粋な演出に嬉しくなります。

樹原孝之介さん自身も俺屍の大ファンでやりこみプレイヤーでもあったということもあり、俺屍2の世界やシーンにとてもよく合っていて、この素敵な楽曲群がゲームプレイを盛り上げる大きな要素になっています。

本作のピアノ演奏も孝之介さんご自身でなさっているとか。
実践部隊一回目でこれだけの成長と成果を見せられるとは、俺屍2のサウンドにふさわしい世代交代だったと思います。
この先大人になっていく課程でさらに「技」や「心」の円熟が見られると、ファンとしては嬉しい限りです。

カルトな人気を誇った俺の屍を越えてゆけの、15年の時を越え発売された続編、2のOST。
1作目の作曲者の息子さんが作曲を担当されているそうで、好みはもちろんあれど実際曲の出来も
よく、CD3枚組みで主題歌「WILL」や「WILL」のカラオケ版、「花(アカペラ版)」も
きちんとフルサイズで入っています。ゲームのほうがアレな出来ですが各ダンジョンの雰囲気と
曲もあっており、特に極端に短い、音が悪いということはなくサントラとしての出来はいいと思います。

ブックレットには歌の歌詞と作曲者の方の各曲へのコメントが書かれています。ただ、ブックレットは
一般のものと同じく左綴じ形式なのに曲一覧だけ縦書きで右から左へ並んでいます。このページだけが
そうで、他のページは左から右へ見る形式。なぜこんなちぐはぐな仕様にしたのか謎で、見難いです。

この商品の一番の人を選ぶ点は、ジャケットやCDレーベルに賛否両論キャラばかりいるということ
でしょうか。主要キャラが軒並みそうなので仕方ないのですが…この辺は最後までプレイすれば解ります。
ジャケット表がこーちん、ジャケット裏がこーちん全身(夏毛・冬毛)。レーベルが1枚目夜鳥子、
2枚目黄川人、3枚目清明。主人公一族はブックレット裏に各職業男女の「シルエット」、
リアジャケットにゲームパッケージイラストだけ。1作目サントラの表紙は一族でしたが…うーむ。

繰り返しますが収録曲などの内容はいいのでその点に文句はありません。サントラ単品では
ブックレットがやや見辛い程度で減点するほどではないので☆は5とします。

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トピックス(topics)とは英語でtopic(トピック)の複数形であり、出来事・話題のことを意味します。日本では主にテレビのニュースなどでその日の出来事を伝えたり、場合によっては特集にその呼称が用いられています。当ブログでは当日の出来事・話題をゆったりとお伝えしていきます。

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